2015年9月11日金曜日

カラオケ発表会における舞台使用上の注意

カラオケ発表会等でステージに立つ場合の注意事項諸々

まず、昼夜問わず「おはようございます」。ですが、業界用語ですので敢えて普通に「こんにちは」とかで、素人ですからよしなに、というニュアンスを込めても良いでしょう。

火気厳禁、芝居で煙草を吸うシーンや煙を出す装置を使うにも消防署へ届け出が必要なぐらいです。

舞台の照明が頭上に沢山吊っています。鎖で繋いでいますが、いつ落ちてくるかわかりません。常に危険と思ってください。

舞台、照明、音響、の3名係員がいると思います。皆プライドが高いので、こちらが大きく出ると言うことを聞いてもらえません。上手に使いましょう。祝儀は割と有効ですが、係員が公務員の場合は、言わずもがなですね。

ステージ中央の足元に必ずビニールテープ等で「バミリ」があります。この上に立たないと明かりが来ません。このあたりが玄人かどうか見極めるカギになります。プロの歌手はピッタリと真上に立ちます。

古い機材を使っている場合、マイクは客席に向ける、下に向ける、手で被せる、これらはハウリングの元になりますので、やらないようにしましょう。口に近過ぎず遠過ぎず、口に向かって真っ直ぐに向けます。口にくっつけるのはノイズが乗りますし、衛生上よろしくありません。私の頃はなかったので良くわかりませんが、近頃ではハウリングキャンセラーのような機材を使うのが普通ではないかと思います。その場合は、あまり気にする必要ないかもしれません。スイッチ付きのマイクはボーカル用には普通使いませんが、場合によってはあり得ますので、事前に聞いておいた方が安心です。スイッチが入ってなくて歌が出ないとか、ないスイッチを探してキョロキョロするのは少なからずカッコ悪いですもんね。

歌は自由でかまいませんが、急にものすごい大声等は音響さんがびっくりしてマイクの音量を下げることがあります。びっくりさせない程度の歌い方をしましょう。

昔はカラオケがカセットテープでしたが今はSDカードなんでしょうか。MDももう見かけませんし。案外カセットテープをまだ使っていそうな気もしますが。

カセットテープの場合は、頭出しをしておきましょう。方法は巻き戻してから再生して、音が出た瞬間に止めます。テープを取り出して指で中のリールを1回転程戻します。それでOK。

歌い終わったら出た方向にはけましょう。逆側にはけてしまうと次の人のマイクがありません。

だいたいこんな感じです。
楽しいカラオケライフを!

追記、祝儀はいかほどとのご質問、ご心配いりません。例えば、芝居等で客席が満員になったとき、スタッフ全員に大入り袋が振る舞われることがあります。大入り袋(ポチ袋に勘亭流で赤く大入と書いてある)とは言っても中身は5円、そんなもんです。祝儀としてでも一人1,000円もあれば良いですよ。まとめて渡すより、名々に渡した方が喜ばれます。

4 件のコメント:

  1. 皆さん大雨大丈夫でしたか?

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  2. 大変勉強になりました。ありがとうございますm(_ _)m
    「雨」。私くしの地域(岐阜)は大丈夫でしたが、関東や東北では大変だったみたいですね…(´・_・`)

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  3. 雨、大丈夫でしたか、安心しました。
    今度は阿蘇の噴火、自然もなかなか手を緩めませんね。
    でっかい地震が来なきゃいいですが。

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  4. 本当 ですね。
    今は 天候も地球温暖化(?)の為か 異常気象で、いつ どこでどんな災害があるか解りませんネ…(^_^;)
    今回の「阿蘇山」、2年前に旅行で行きました。昼食を取ったレストハウスが噴火口の手前に写真で写っていました。

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