2013年6月24日月曜日

中継とは

こないだアンルイスさんのことを書きましたが、今回はカルロストシキさんの話。
その昔別府湾にはSSオリアナ号という船が停泊というか、岸に溶接されていて、結婚式だのイベントだの、賑やかにやっていました。当時ザベストテンという歌番組の全盛期で、地方からの中継がよくありましたが、このオリアナ号からカルロストシキアンドオメガトライブの中継の仕事に行ったのです。
本番は夜9時過ぎですが昼頃から仕込みを始めて、とはいうものの簡単でして、バンド物ですが生きたマイクは1本だけで、一応バンドさんのマイクも立てますが、ミキサーにはつながれておらず、マイナスワン、いわゆるカラオケで歌うのです。スタジオから直通の電話線が引かれていて、カラオケや司会者の声が聞こえるようになっています。後は夜に備えて照明を数本立てただけ、余った時間は船内の3D映画を見たりして過ごしました。
夕方になるとどで聞きつけたか、ファンが遠巻きに集まりだしました。まだ時間があるので私達スタッフは食事に出ようと数人で船から降りようとしていたところ、一斉にキャーッ。驚いて見回すとどうやら視線は私に向けられているようなのです(自意識過剰)。自分で言うのもなんですが、すごい遠くから、そして薄暗いシチュエーション、髪型といいアゴのラインといい、わりかし似ているかなと。しかし、もう少し近づくと、なーんだ~、ひどくガッカリした雰囲気にそそくさと出て行きました。
芸能人をちょっぴり経験できたかな。これは自慢話かぃ。
こんなテレビネタまだあります。追々に。

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