2014年8月20日水曜日

レコードの頭出し

昔、ホールの音響の手伝いをやっていると日舞とかバレエとかで、レコードを音源にすることがあります。それもここから掛けてくれ、というようなこと。一度オープンテープに録音して、その部分にシロミ(スプライシングテープ)を入れる方法がありますが、当日だとそれもできない。ではどうやるか。

DJのように手でターンテーブルを回しながら、ヘッドホンで聴きながらその部分を探します。この時ターンテーブルのモーターはまだ動かしません。見つかったらそこから半回転戻して待機。あとはホールに音が出るように出力を切り替えて、ターンテーブルのスタートボタンをきっかけと共に押します。

オートプレーヤーだとできませんが、業務用のは完全にマニュアルで、しかもモーターの立ち上がりが速いので違和感なくできます。私は技術者ではないので出来なかったですが。

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